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令和3年8月より南房総市の地域おこし協力隊に任命されました。

地域おこし協力隊の研修内容は、いちごの生産研修です。

農業に携わる中で農業には、様々な課題があることを痛感しました。

その中でも今後、農業を活性化させていく上で重要となる課題は以下の2点だと考えています。

  • 農業は、IT分野において非常に遅れている事

  • 経験則で判断を行っている事

 

多くの農業法人では、農薬の管理や作物の入出庫等の記録を紙媒体で行っている事に驚きました。

紙上での記録では、データの保存,共有,活用する際に多大な労力がかかります。

 

つまり、紙媒体でデータを記録している限りデータの活用が限りなく難しくなります。

データを活用することで作業のムラや資材の無駄等の今まで見えなかった部分が見えてくるのです。

 

また、経験則での作物の管理についてもしっかりと記録やデータを活用していき最適な環境を整える事で、新規就農や後継者不足の解消にも繋がると考えています。

 

例えば、新規就農者の方に作物の生育環境を伝える際に「ハウス内は、これぐらいの気温,湿度で保つのが良い」と言われるよりも「ハウス内は、約26℃で湿度は50%程度にしておくと良い」と言われた方がより伝わりやすいと思います。

私は、これらの課題を解決出来ないかと考え、テクノロジーを用いて農業をもっと”楽に”もっと”楽しく”するため、様々なシステムの開発を始めました。(楽農tech)

 

これら農業のデジタル化は、スマート農業と言われています。

しかしながら、世間で言われているスマート農業と実際の現場では大きく剝離していると感じています。

私は、スマート農業は大きく分けて3つのフェーズに分けられると思います。

 

◎第1フェーズ

  • 紙ベースの記録からデジタルベースとして管理

  • 電子機器による情報の記録

 

◎第2フェーズ

  • 集計されたデジタルデータからデータの読み取り

→状況把握・収量管理(在庫管理)・農薬やその他資材の管理(在庫状況)・作業進捗管理

→統計をとり、簡易的な収量予測や負担の掛かっている作業の判断・効率化

 

◎第3フェーズ

  • 大量のデータ(ビッグデータ)やAIにより、最適な環境制御,正確な収穫予想,農薬の選定などが行えるようになると言われています。

 

楽農techの目標として全ての農業法人を第2フェーズまで移行させることです。

今後、農家さんや法人で様々な意見・ご感想の基にお客様の一番使いやすいツールをお客様と一緒に作っていきたいと思っています。

是非、ご相談ください。

クライアント

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