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​楽農techでは、日本の耕作放棄地を”0”にする事を目標に事業を展開しております。

現在、日本の各所で農業従事者の減少や高齢化によって耕作放棄地が増加傾向にあります。

​耕作放棄地が今後も増加していった場合、以下のような問題があげられます。

  • 生態系の変化: 耕作放棄地は、生態系のバランスを崩す可能性があります。放置された土地は、雑草の増加や害虫の繁殖場所となり、生態系の変化を招くことがあります。

  • 土壌の劣化: 土地が放置されると、土壌の健康が損なわれ、長期的には肥沃さを失うリスクが増加します。雨や風による土壌の浸食も進行しやすくなります。

  • 地域経済の影響: 農業が主要な産業である地域では、耕作放棄地の増加は地域経済に大きな影響を及ぼす可能性があります。農産物の生産量や品質の低下、雇用機会の減少などが考えられます。

  • 食糧供給への影響: 耕作放棄地が増加すると、国や地域の食糧自給率が低下する恐れがあり、食糧供給の安定性や価格の問題が生じる可能性があります。

  • 風景や文化の喪失: 伝統的な農村の風景や文化が失われるリスクがあります。これは地域の観光資源や地域コミュニティのアイデンティティにも影響を与える可能性があります。

  • 野生動物の行動圏の拡大: 人間と野生動物の距離が縮まり、トラブルが多発する可能性が高まります。

  • 不法投棄の原因: 廃棄物の不法投棄は、景観を損ない、自然界への悪影響が懸念されています。

  • 気候変動への影響: しっかりと管理されていない土地は、カーボンシーケストレーション(二酸化炭素の吸収・貯蔵)の能力が低下する恐れがあり、これが気候変動の進行を加速させる要因となる可能性があります。

以上のように、耕作放棄地問題は単なる農地の問題ではなく、環境、経済、社会、文化など多岐にわたる影響を及ぼす可能性があります。これを解決するためには、持続可能な農業政策の策定や、農村コミュニティの強化、新しい農業技術の導入など、多方面からのアプローチが求められます。

そして、私が農業に携わり感じた事があります。耕作放棄地になる過程として、このような前段階があることがわかりました。

1.農業を廃業

2.草刈り作業だけをする

3.高齢化で草刈りすら出来なくなり放置

上記にあげた課題の多く(景観や野生動物の行動範囲の拡大など)は、草刈り作業をしていればまだ許容範囲になる場合が多いと考えました。

また、草刈り作業がされていると農地への再活用も容易に行われます。

しかし、一度耕作放棄地になり何年も放置された土地は草だけではなく樹木や竹などが侵入し除去や廃棄に数十万から百万円近く請求されることもあります。

そのことから楽農techでは草刈り作業にフォーカスを当て、それ以上の進行を防ぐのが最優先だと考えました。

草刈り作業を行うことで、竹や樹木などは生えなくなりましたがそれでは何も生み出していない”野原”の出来上がりです。

さらに今後、耕作放棄地の管理をするとなるとその土地で収益を出さなければいけません。

大規模に土地を管理する課題として以下のような事があげられます。

人件費・土地での収益化・作業の効率化(農薬散布,草刈り作業,収穫作業)

多くの課題がある中で、日本の環境でも容易に育ち作業工程の比較的少ないイチジクやブルーベリーを育てる事にしました。

さらに、収穫作業はかなり手間のかかる作業になるためそれらの苗販売を行うことでよろ単価が高く効率的に作業ができるのではないかと考えました。

そして、一番手間のかかる草刈り作業は自動草刈り機の導入や常用の草刈り機などで効率的にし、少人数でも大規模の圃場を管理出来る仕組みを作っています。

​今後さらに増加する耕作放棄地の問題を解決する為、日々様々な試行錯誤をしていますので、是非ともご協力をお願いします。

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